ECCエアライン学院

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竹井 季子講師/国内エアライン受験対策コース 担当

・元キャセイパシフィック航空(CX)地上職員
・元ルフトハンザドイツ航空(LH)キャビンアテンダント

竹井先生は外資系エアライン2社でキャリアを積まれていますが、
もともと外資系をご希望されていたのでしょうか?
実は、日本航空(JL)のキャビンアテンダント(CA)が第一志望でした。最終の健康診断で、当時実施されていた裸眼視力検査をクリアーできず、残念ながら不合格となり悔しい思いを経験しました。私は高校・大学時代に留学していたこともあって、受験時は23歳。当時は年齢制限があったため、一度きりの受験チャンスでした。その後、どうしてもCAになる夢を諦めることができず、他業種の内定をお断りして、外資の不定期採用に挑戦することを決意しました。
不定期採用とは欠員時のみの採用ですね。
少ないチャンスでもチャレンジされたかったのですね。
そうです。卒業して数カ月後に受験した、シンガポール航空(SQ)のCA、キャセイパシフィック航空(CX)の支店長付秘書、両社から内定をいただきました。どちらに入社するか悩んでいたところ、SQは初めてのシンガポールベースの日本人採用であったため入社までに時間を要したこと、CXからは秘書ではなくグランドスタッフ(GS)として早期の入社を求められたことから、GSとしてCXに入社することを決意しました。JLの残念な結果があったからこそ、その悔しさを、強い前向きな気持ちに転換できたと思っています。

CAになりたい思いを、一度落ちた悔しさを、
前向きな強い気持ちへと転換させて。

キャセイパシフィック航空でGSとして働かれた後、
ルフトハンザドイツ航空のCAに転職されたのですね?
GSの仕事に従事している中で、乗務に向かういきいきとしたクルーの姿を見るにつけ、CAとして、ご出発されたその後のお客様を機内でサービスをさせていただきたいと強く思うようになりました。GSとしての経験を通じ、セールス、予約スタッフ、整備・貨物スタッフなど、全てのスタッフのチームワークの上にエアラインのサービスが成り立っていることに気づくことができ、GSで培った経験をさらにCAとして活かせると考えました。
GS・CAとして、どのようにスキルアップされたのでしょうか?
CXでは、中国人インストラクターによる、またLHでは、ドイツ人インストラクターによる英語での研修を受け、さまざまな英語を通じてのグローバルなコミュニケーションの広がりを実感、体験しました。この2社では、ご搭乗いただくお客様の様子も大きく異なりましたが、お客様が空港、機内という非日常的な空間で安心しておくつろぎいただけるように、外資の航空会社で働く日本人スタッフとして、お客様の立場に立ってサポートさせていただくように努めました。特に、LHの機内では、ドイツ人クルーとコミュニケーションを取りながら、数人の日本人クルーとお客様の情報を共有し、ドイツ人クルーには難しい、日本のおもてなしであるきめ細やかなサービスに努めました。
このときのご経験が、現在のECCエアライン学院での
英語指導に活かされているのでしょうか?
私は高校時代にオーストラリアへ、大学時代にアメリカへの留学経験があり、同じ英語でもまったく異なることを体感したことで、英語への探求心を深めました。CXとLHでのエアライン経験を経て、その後にアメリカに2年半居住、帰国後はボランティアで医療通訳士の仕事にも携わりました。このすべての経験が現在の講師の仕事での大きな支えとなっています。英語力だけでなく、人の思いを想像し、相手の立場に立って理解しようとする姿勢と人生経験を、現在の英語指導に注いでいます。

エアラインのサービスに
チームワークは欠かせない。
それはレッスンでも同じ。

英語の習得には、レベルの差や得意不得意の差など個人差が
あると思いますが、どのような指導を心がけていらっしゃいますか?
私が大切にしているのは、講師、スタッフ、生徒全員のチームワークです。これは全体的なレベルアップには欠かせないことだと思っています。毎回、レッスンに入る前には、スタッフとの情報交換や他教科の先生からの伝達事項の確認を行い、生徒の状況を把握します。レッスン中にも一人ひとりの様子をチェックし、気になる点があれば生徒へさりげなくアプローチするとともに、スタッフへの伝達・共有も行います。また、英語のレベル差があるクラスがほとんどであるため、苦手意識を持つ生徒が委縮しないように、レベルが高めの生徒にはより細やかな英語力を身につけることができるようにそれぞれ配慮しています。
その他先生のレッスンの工夫を教えてください。
さらに英語を身につけることが、
人生においてどのような価値をもたらすとお考えでしょうか。
英語をoutput して、コミュニケーションのツールとして使えるように指導します。クラスでは発話の機会をできる限り多く持ち、Loud & Clear Voiceで相手に伝えることの重要性を実感してもらいます。特に英語での「一分間自己紹介」は原稿を見ずにクラスメイトの前で発表するのですが、その仕上がりにはそれまでの学習してきた内容が反映され、その人の個性が表れます。卒業した生徒さんから「一分間自己紹介は緊張したが、実際の英語面接に落ち着いて臨めた」という声もよく聞きますね。こうして自分の英語で自己を表現することを身につけることによって、その後の人生において、このグローバルな社会の中で、Identityを踏まえた英語での自己表現ができるようになると信じています。
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